リスクの認識を持つこと
実名登録をするFacebookには、リスクがあることを理解した上で利用することが重要です。
当初は知り合いとつながれるので安心できるツールだと思われましたが、友人の友人にまで写真などを公開してしまった場合、実際には知り合いでない人にまでプライベートな情報が流れていくことになります。
Facebookにアップした写真やプロフィールが、近頃一般の人にもさらされているという事態におちいっています。
検索エンジンのYahoo!(ヤフー)やGoogle(グーグル)などで、ヒットするようになっているのです。
自分の身を守るために、写真をFacebookで公開しないことが基本です。
当人は写真を載せていないのに、友人が断りもなくアップしているケースがあります。
全く身に覚えのないブログやTwitterに、自分が以前Facebookに公開した写真を使用されているというトラブルもあります。
ブログなどにはプロフィールを載せるページがあり、本人の写真を表示させられるスペースがありますが、美人だから、カッコイイからなどの理由で、まるで本人であるかのように使用されることが頻繁に起きています。
就職にも影響
これから就職活動を控えているという方は、特にFacebookやブログなどの内容には気を使ったがいいでしょう。
イギリスの話ですが、ある調査において、就職希望者のFacebookをネットで調べる企業の採用担当者が約50%もいました。
文章の文法にミスがあったり、不法行為に該当する画像がアップされていたり、アルコール関係のトラブルが載っている人は、採用しないと回答しています。
乗っ取り被害にあいやすい
Facebookを利用するようになったことから、有害サイトのリンクやスパム、乗っ取り、友人に成りすまして勝手にメールをされるなどの被害が多数でています。
多くの方が利用しているこのFacebookですが、実はセキュリティがとても甘いことが指摘されており、悪意のある人物がアカウントを乗っ取ろうと思えば容易なことだといわれています。
Facebookユーザーの方ならご存知でしょうが、ログインをするときに必要なID情報は、携帯電話番号またはメールアドレスです。
メールアドレスを教えている友人であれば、推測したパスワードを試すことで、侵入することが可能になってしまいます。
友人本人がいい人でも、友人のさらに友人にまでメールアドレスを公開している場合など、悪用されてしまう可能性も考えられますので気をつけてください。