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共同アカウントのリスク

共同アカウント

共同アカウント

学生カップルで多い問題

学生カップルを中心に多いのが、SNSのアカウントを共同のものにする、というものです。
通称「共同アカウント」「共同垢」とも呼ばれ、二人の愛の強さなどを測るために使われています。
個人情報などを気にする大人にとっては、ちょっと理解できない部分であっても、青春の一ページとして利用している人が多いと言えます。

共同アカウントは、IDとパスワードを二人で共有することで、いつでもログインできるようになります。
使用時には、コメントの後に名前を入れるなどをして、「誰が投稿したのか」を第三者に伝える、といった方法があります。
TwitterやFacebookなど、無料でアカウントを作れるサイトでは、複数個のアカウントを共有しているケースも少なくありません。

公式アカウントとは

共同アカウントにも活用されている公式アカウントとは、趣味を楽しむグループごとに作られる専用のアカウントです。
主に部活やサークルなど、打ち合わせなどに使われる目的で作られます。

公式アカウントはSNSの中でも、Twitterでよく見られるものです。
仲間同士だけではなく、第三者への宣伝効果もあるため、使い方も幅広いと言えるでしょう。
また、他のSNSとの結びつきをつける、といった楽しみ方もできます。

問題点

共同アカウントを使う場合、いくつかの問題があります。
一つは、カップルが別れてしまった場合です。
これまで二人揃ってラブラブな姿を撮影した写真を投稿していたものの、別れたあとの扱いなどに困ってしまうことも少なくありません。
勿論それまでのやり取りも、過去ログとして鮮明に残されてしまいます。

公式アカウントの場合、ある投稿者によって発言されるコメントによって、部活やサークルに不利益が生じるというケースもあります。
悪意のある投稿の場合、一度消してもまた投稿されてしまい、いたちごっこを繰り返してしまう場合も考えられるでしょう。

使い方にも注意が必要

共同アカウントや公式アカウントを使う場合、取り扱いにも注意が必要です。
作った時だけの事を考えず、緊急時や問題発生時の使い方も確認しておくようにしましょう。
特にカップルが作る共同アカウントの場合、別れたときにはどちらが消すのか、といった部分まで話し合っておくことが重要です。

共同アカウントの怖い点としては、投稿写真などを使ったリベンジポルトなストーカー行為といった問題が発生する可能性も考えられます。
本人が知らないうちに情報が流出している事も少なくないため、使わなくなったアカウントもしっかりとチェックしておくとよいでしょう。
特に異性との共同アカウントについては、その後の取り扱いに注意が必要です。