嫌がらせの1つ
リベンジポルノとは、元の恋人や妻・夫に対し、嫌がらせの一つとして行われるものです。
相手の裸をSNS上にアップロードし、不特定多数の人物に閲覧できるようするのが一般的な手法と言われています。
本人が気づかない限り、半永久的にインターネット上で公開されてしまうため、アップロードした人物が想像するよりも大きな影響を与える深刻な問題と言えるでしょう。
主にストーカー行為が発展し、相手を振り向かせるための行動だと考えられています。
これまでの愛情を憎しみへと変えるため、普通の人間では考えないような行動とも言えるでしょう。
日本だけではなく、世界全体でも問題視されている問題です。
安易にSNSへ投稿しない
リベンジポルノは鍵付きのSNSなど、限られた環境にアップロードして楽しむ、という物が、悪意によって全世界にばら撒かれるものです。
そのため、安易に自分の裸をSNSへ投稿しないことが鉄則と言えるでしょう。
当たり前のような事でもあっても、恋愛中は意外と意識が薄れがちな点だと言えます。
例え、その時は恋人だった異性であっても、別れてしまえば赤の他人です。
穏やかな性格の人間であっても、憎悪に満ちてくれば犯罪行為に走ってしまう危険性も考えられます。
「この人なら大丈夫」という甘い気持ちを持たず、流出しては嫌なものはアップロードしないように心がけましょう。
ついには逮捕者まで
最近では、リベンジポルノによる逮捕者まで現れました。
その一つとして、アメリカ・カルフォルニア州における事例が挙げられます。
この事件では、2014年1月にリベンジポルノに関するサイト運営者が、禁固18年と言う判決を受けています。
他人の裸を流出させた罪としては、非常に重い判決だと言えるでしょう。
日本においても闇サイトなどで度々流出が目撃されるなど、決して他人事ではない問題です。
自らが知らず知らずのうちに、世界中の人へ裸の写真を提供している可能性も少なくありません。
事件によって明らかにされる事も
日本でリベンジポルノが話題となったのが、殺人事件によって逮捕された犯人による画像流出問題です。
殺害された女性の裸写真をSNS上にばら撒いていた事もあり、逮捕後もインターネット上で度々取り上げられました。
くしくも被害者はもうこの世にいないため、画像が削除されるまでの間は至るところで画像が流出してしまい、二次被害といった形で家族へと苦しみを与える結果となったと言えます。
万が一自分が被害者になった時、本人だけではなく家族へも被害が広がるのがリベンジポルノの怖い面でもあります。
撮影している時は楽しいと感じても、後のことを考えた画像の管理をするようにしましょう。